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山尾建築設計事務所
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B 05ツーバイフォー・マンションのリフォームについて
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ツーバイフォー工法(枠組み壁工法)のリフォームで気をつける事は?

「在来工法」の木造建築のリフォームは、柱や梁の架け替え(更新)や補強等によって間取りの変更・増築が比較的容易に可能です。 しかし「2×4・2×6(枠組壁)工法」の建築の場合、壁が柱の代わりとなっているので間仕切の変更が容易ではありません。 壁が構造体なので構造変更となってしまいます。 壁を部分的にでも無くすと、その分地震に対し弱くなり、構造的なバランスを崩してしまいます。 逆に構造壁を追加しようとしても、その直下にコンクリート基礎がなければ、構造的な意味がありません。 コンクリート基礎の追加は、構造体である1階床を一部壊して施工できるようにする必要があるなど、容易ではありません。 基本的には在来工法の木造よりも、構造的な改修が行ないにくいと言えます。

「2×4・2×6工法」の間仕切壁の変更は行なわないか、あるいは設計事務所等に相談されるのが良いと思います。 (ちなみに、当事務所ではツーバイフォー工法の建物の間仕切り壁変更を伴うリフォーム計画は、構造的ダメージのリスクが高いと判断しているため、基本的にはお受けしません)

2×4・2×6工法は壁・床の内部が密閉されているので、内部結露等により構造体(壁・床)が腐っていても外見からは内部の状態が分かりづらい場合があるので気をつける必要があります。

また、各行政庁(市役所・区役所等)が行なってくれる築年数の古い木造住宅の「耐震診断」は在来工法の住宅が対象で、2×4・2×6 工法の住宅では行なってもらえない場合が多いようです。

在来工法の木造建築の場合と同じくリフォームの場合は不確定要素が多いため、工事を見積る業者によって大きく金額が異なりますので、必ず複数の業者に見積(相見積)してもらい、見積内容を比較検討することが大切です。

コンクリート基礎に関しては、前述の木造在来工法のリフォームの場合と同じです。

(2001.04.20・2006.02.23追記)

マンションのリフォームで気をつける事は?

マンションの内装リフォームの場合は、

  • 躯体に手を加える事ができない。
  • 床面積を増やせない。
  • 建物設計時の想定荷重を大幅に超えるような重いものを作らない。
  • PS(パイプシャフト)等、他と共有する設備配管の位置は変えられない。
  • 大きな音や振動が発生する工事は行なえない、あるいは行ないづらい。  他

など、制約が多くなります。 後々のトラブルをさけるために、管理組合(管理会社)と計画開始の段階から話し合うことも大切です。 むろん、専有部分(自己所有)の範囲を明確に把握して(権利関係)それを守ることは言うまでもありません。

また、工事中の工事資材の搬入経路は、主にエレベーターか階段となりますが、管理組合によってエレベーターの使用ができないこともあり、その場合、現場が何階にあるのかによって工事経費が違ってます(階段を使って材料を運び上げるので経費がかかる)

木造建築の場合と同じくリフォームの場合不確定要素が多いため、工事を見積る業者によって大きく金額が異なりますので、必ず複数の業者に見積(相見積)してもらい、見積内容を比較検討することが大切です。

(2001.04.20・2006.02.23追記)

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