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東京都 町田市 Fk邸 新築工事計画 (計画案・2005〜2006年) 木造在来工法+一部RCラーメン構造 ・地上2階+小屋裏(ロフト) ・延床面積:108. 97 m2(32.96坪) ※ガレージ・エントランス:17.13 m2含む |
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住宅密集地に建つ住宅の建替え計画案。 (家族構成:夫婦+未就学の児童を含む3人の子供) |
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→ 日照シミュレーション | ||||
町田市 Fk邸計画 日照シミュレーション 夏至(6月20日頃)と冬至(12月20日頃)の建物への日照の状態をシミュレーションしたものです。 (敷地東側より見た夏至・冬至それぞれの AM 9:00、PM 12:00、PM 3:00 の日照) 高い精度でチェックを行うため、計画敷地や計画している建物のデータ、敷地周辺のデータも入力しています。 南側隣棟が接近しており、この影になって1階部分は特に冬期の日照が期待できないため、これに対処するため1階リビングにトップライト(矢印)を設けましたが、どれだけ有効なのかが主なチェック対象。 このトップライトは冬にはとても有効ですが、夏は太陽高度が高いため直射日光が室内に入ってしまいます。 その場合、2階の窓からスダレなどを上に掛けておく事により1階室内への直射日光の侵入を防げます。 (日照の遮断は、ガラスの外側で行なうのが最も効果的) 1階に設けるこの形式のトップライトについては、以前他の住宅事例(→横浜市 Hs 邸)でも有効性が立証済みです。 |
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夏至 AM 9:00
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6月20日(夏至) AM 9:00
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1年のうちで太陽高度が一番高い日の朝9時の日照です。 建物の真横より少し後ろから日が射しており、トップライトにはあまり直射光が当たっていませんが、中空光の確保は期待できます。 | ||||||||||
夏至 AM 10:30
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6月20日(夏至) AM 10:30
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夏至 PM 12:00
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6月20日(夏至) PM 12:00
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同日の正午の様子。 1年のうちで一番太陽高度が高く、水平面に対し約80度の角度で陽が当たるため、1階リビングの窓にも陽が当たります。 室内が暑い場合は、トップライトの上にスダレ等を掛けておくと良いです。 2階の窓やバルコニーから作業ができます。 | |||||||||
夏至 PM 1:30
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6月20日(夏至) PM 1:30
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夏至 PM 3:00
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6月20日(夏至) PM 3:00
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同日午後3時の様子。 1階リビングの窓には陽が当たりませんが、トップライトには陽が当たります。 | |||||||||
冬至 AM 9:00
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12月20日(冬至) AM 9:00
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1年のうちで太陽高度が一番低い日の朝9時の様子。 1階リビングの窓には陽が当たりませんが、トップライトからの日照が確保できる事が確認できます。 2階南側の窓についてはおおむね問題ないようです。 | |||||||||
冬至 AM 10:30
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12月20日(冬至) AM 10:30
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冬至 PM 12:00
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12月20日(冬至) PM 12:00
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同日正午の様子。 この日のうちで一番太陽が高い時間ですが、太陽高度は水平面に対して約30度の高さしかありません。 1階の窓には直射日光は当たらず日照が期待できない事が分かりますが、リビングのトップライトからの日照が確保できる事が確認できました。 | |||||||||
冬至 PM 1:30
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12月20日(冬至) PM 1:30
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冬至 PM 3:00
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12月20日(冬至) PM 3:00
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同日午後3時の様子。 南側隣棟の影が長くなるため、トップライトにもにが当たらなくなりましたが、中空光の確保が期待できます。 | ||||||||||
※パース(基本計画段階のもの)作成:山尾 宏
・外観パース:Vector Works 11.5 + Render Works 11 ・室内パース:Shade 6 advance |
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